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「雨ニモマケズ」 最終回 WaT、「Dのゲキジョー」 ウエンツ瑛士 [バラエティ]

 フジテレビの深夜番組「雨ニモマケズ」が来週9月18日深夜(19日午前1時~)の放送(関東地区)で最終回を迎えます。
 WaTとしては初のレギュラー番組、バラエティーへの出演ということで4月にスタートしましたが、視聴率的には今一歩、内容もマニアを生むほど濃くはなく、予定どおり(?) 6ヶ月で終了してしまいました。

 フジテレビの番組紹介によると、「雨ニモマケズ」は・・・
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大ベストセラーとなった相談本「生協の白石さん」。
そして、恋愛をどう展開して良いかわからず、インターネットの住人に相談して話題となった「電車男」…。
そうです!今、若者たちは悩んでいるのです!!
そして、それらの悩みを相談する相手を求めているのです!!

当企画は、悩める若者の相談をクローズアップ!!
若い世代に絶大な人気を誇る、WaT(ウエンツ瑛士・小池徹平)と次長課長が悩める若者からの相談窓口となり、一丸となって、他の番組では見せる事のない不器用ながらも「ど真剣な姿勢」で悩みの解決に取り組む、ありそうでなかった若者向けの人生相談バラエティーです。
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ということです。

 しかし、白石さんほどの人生経験も、2チャンネラーのような無責任さもないWaTの二人に、人生相談バラエティーをさせようということ自体、かなり無理な企画だったのでしょう。
 案の定、良く言えば経験豊富、俗な言い方をすれば、年増のゲストを迎えたり、いわゆる芸能人ではない社会経験豊富な一般人のコメンテータをビデオ出演させたりと、当初の若者とWaTが一緒に悩むというスタンスから大きく外れ、さらには意味不明の修行ロケなどを繰り返した挙げ句に、訳の分からないうちに最終回を迎えてしまいました。

 小池徹平くんのふんどし姿やウサギの着ぐるみ姿が見られて嬉しいというファンは多かったようですが、それでは福山雅治さんを目標に俳優&歌手を目指す小池徹平くんが可哀想でしょう。
 もっとも徹平くんの人気は、ウォーターボーイズ2で恥ずかしげもなくビキニ姿で走り回り、自慢の腹筋を披露したことに原点があるので、仕方がないかも知れません。あの頃は、可愛い顔して、脱ぐと腹筋が素敵と言うことで女性誌に取り上げられていましたから・・・。

 いずれにしても、タレントの人気だけに便乗するような企画は、所詮、長続きしないということでしょうか。
 あるいは、いっそのこと、WaTの二人だけに漫談をやらせた方が面白かったかも知れません。WaTよりも年配の次長課長と組んだことが却って、番組の幅を狭めてしまったのかなという気もします。とは言え、ウエンツ瑛士はともかく、小池徹平くんの話が盛り上がるのは身内ネタ(ウエンツ瑛士ネタ?) の時ですから、熱狂的なファン以外には受けないかも知れません。

 あるいは、どうせ高い視聴率は望めない深夜番組なのですから、もっとコアでディープなファンをターゲットにしても良かったように思います。例えば、相談内容をもっとディープなものにしても良かったのかなと言う気もします。どこかのドラマのようなドロドロの三角関係とか、正妻と愛人のバトル、職場の上司との不倫、10代の妊娠や未婚の母等々を扱いつつ、下らんことで悩むなと相談者を笑いものにしてしまうというぐらいのブラックもの(昔のビートたけしのような?) でも良かったかなという気がします。(どうせ、相談者はやらせなのでしょ?)

 ところで、「雨ニモマケズ」にゲストに出演した方々は一癖も二癖もあるような方ばかりで、芸能界に限らず色んな意味で人生経験豊富という感じが出ていました。最後のゲストとなってしまった池畑慎之介(ピーター)さんも、波瀾万丈の人生を歩み、今に至っている訳で、彼(彼女)のコメントは、変に説得力があったりします。

 例えば、相談とは関係ありませんけど、ある人と時間と空間を共有したいという感覚=愛情、という定義みたいなコメントは、なかなか良かったです。同じ目的を持った人と一緒にいたり、協力して何かをするために、ある人と一緒にいるというのは当たり前のことですが、全く違うことを別々にしているのに、同じ場所に居たいと思うのは・・・、やはり愛情というものなのでしょう。
 別に何をする訳でも、何を求める訳でもなく、ただ一緒にいるだけで幸せという感覚は・・・、なかなか楽しいものです。

 ところで、ウエンツ瑛士くんは、今週から「Dのゲキジョー」に出演するそうです。
 こちらもフジテレビの番組紹介によると・・・
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Dのゲキジョーの“D”には…

 Dramatic(ドラマチック)
 Destiny(デスティニー・運命)
 Document(ドキュメント)

と言う“人生”を描いていく上でのキーワードが込められています。

毎週金曜日、フジテレビの“よるの顔”として燦然と君臨する我らがMC“みのもんた”。
3年半続いた“ザ・ジャッジ”から心機一転!
この春新たに、様々な人々の“人生”を応援する番組を発信します!

番組では、毎週様々なコーナーで、ドラマチックな人生を取り上げ、そして下したその人“それぞれの人生の決断”を視聴者の方に番組のメッセージとしてお届けしたいと思います。
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ということですが、実際は、落ち目になったアイドルの悲惨なその後とか、芸能人の売れなかった頃の悲惨な過去とかを扱って視聴率を稼いでいる番組です。

 最近では、若い人は知らないでしょうが、その昔、「ケーキ屋ケンちゃん」などで有名になったケンちゃんこと、宮脇健(康之)さんの壮絶なその後、ジャニーズ・タレント以前に一世を風靡したアイドル・グループ「フィンガー5」のボーカル(玉元)晃の惨めなその後、等々、とても番組紹介から得られるイメージとはかけ離れた結構、ドロドロした内容です。
 芸能界の裏事情(男性アイドルに女性ホルモンを打つとか・・・)を赤裸々(?) に暴露するような番組ですが、さて、ウエンツ瑛士くんは無事にこなせるでしょうか?

 15日は綾小路きみまろ特集で、割とマイルドな内容でしたね。次週以降はどうでしょうか?


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