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アクサル第9回公演「11人いる!」(シアターサンモール、新宿) 林修司、大河元気 [公演情報]

【解説】
 さまざまな星系から集まった若者たちがそれぞれの想いを胸に懸命に生きる姿を描く青春SF「11人いる!」
 第21回小学館漫画賞受賞
 人気漫画家、萩尾望都の代表作にしてSF漫画の原典とも称される不朽の名作をアクサルが好評を得た2004年の初演をパワーアップさせリニューアル上演!

【物語】
 地球人と異星人の最初の接触から数百年・・・
 地球(テラ)系が創設した宇宙大学入学試験
 最終テストは孤立した宇宙船内での共同生活
 10人1組が宇宙船白号に乗り込んだはずだった・・・
 受験者のひとりが叫ぶ「1人多いぞ、11人いる!」
 疑念を抱きながらの宇宙生活が始まった
 11人目は誰なのか?その目的は?
 次々と起こるトラブルにチームは崩壊寸前
 そして最大の危機が宇宙船を襲う!!
 11人は無事合格できるのか?

【会場】 シアターサンモール
【日時】 1月6日(火)~1月12日(月・祝) 全10公演
【原作】 萩尾望都『11人いる!』(小学館刊)
【脚本・演出】 吉谷光太郎
【振付】 尾沢奈津子(N-Trance Fish)
【出演】 柄谷吾史、田中照人、古川貴生、松木賢三、山本健史、加藤巨樹、田倉伸紘、田渕法明、八百谷匡洋、林修司(ルドビコ★)、大河元気
【料金】 前売 6,000円 当日6,500円(全席指定・税込)
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 「マージナル」を描いた萩尾望都さんの往年の名作SFマンガ「11人いる!」の舞台化、再演です。
 少女マンガ家が描いたSFマンガというのは、光瀬龍さん原作・萩尾望都さん画の「百億の昼と千億の夜」(1977年)、竹宮恵子さんの「地球(テラ)へ…」(1977年)辺りから始まったのかと思っていたら、「11人いる!」(1975年)の方が古かったようです。
 「百億の昼と千億の夜」は週刊少年チャンピオン、「地球(テラ)へ…」は月刊マンガ少年にそれぞれ掲載されていたので、読んだ覚えもありますが、「11人いる!」は別冊少女コミックに掲載されていたので、連載当時は知りませんでした。

 昔は少年マンガ誌と少女マンガ誌との垣根が高く、作家も読者も、しっかり別れていたのですが、最近では、少女マンガを読む男の子や少年マンガを読む女の子も珍しくないようです。

 原作は、閉鎖された空間における、煮詰まった人間関係を描いた作品なので、11人目の正体を知っていても楽しめます。
 これほど有名なマンガなので、年配の観客のほとんどは、11人目は誰で、何者かという謎の答えを知った上で、多分、この芝居を観ることになると思いますし、初演を観た人も当然、答えを知っているので、単なる謎解きではない見せる芝居を期待したいと思います。
 そういう意味では、先に原作を読んで答えを知ってから、観た方が面白いかも知れません。

 それはそうと、「百億の昼と千億の夜」の舞台化は、さすがに難しいか・・・。

 ちなみに、2009年4月のアクサル第10回公演は「BANANA FISH」(原作:吉田秋生)だそうです。こちらも名作の一つでしょう。




11人いる! (小学館文庫)

11人いる! (小学館文庫)

  • 作者: 萩尾 望都
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1994/11
  • メディア: 文庫


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