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DVD「ちーちゃんは悠久の向こう」 林遣都 [映画]

【解説】
 自分が死んだことにさえ気が付けず、いつまでも、この世を彷徨って、幼馴染みのモンちゃん(林遣都)に取り憑いている幽霊のちーちゃん(仲里依紗)と、幼馴染みのちーちゃんの死を受け容れられず、死の瞬間を記憶から消し去ってしまっている高校生、モンちゃんとの淡く切ない恋物語。

【物語】
 ちーちゃん(仲里依紗)とモンちゃん(林遣都)は幼馴染。高校生の二人は昼休みに屋上で、ちーちゃんの手作り弁当を一緒に食べるくらい、いつも仲良しだ。
 弓道部に入部したモンちゃんは3年生の部長・武藤さん(高橋由真)がちょっと気になっている。そんな武藤さんも何かとモンちゃんを気にかけてくれる。また、学校を休みがちな林田さん(波瑠)は、いつもモンちゃんの方を見ているのだが、林田さんが見ているのは、実はモンちゃんではなく、ちーちゃんだった。
 しかし、ちーちゃんは林田さんに無視されたことを逆恨みして、林田さんの死を願う。そして、その願いが叶ったとき、ちーちゃんは真実に気が付いて・・・。、

【原作】 日日日(あきら) 「ちーちゃんは悠久の向こう」(新風舎文庫刊)
【脚本】 山室有紀子、兼重淳
【監督】 兼重淳(かねしげあつし)
【出演】 仲里依紗(ちーちゃん[歌島千草])、林遣都(モンちゃん[久野悠斗])、高橋由真(武藤白)、波瑠(林田遊子)、奥村知史(加藤信二)、堀部圭亮(久野武)、飛田光里(久野悠斗[子供時代])
【制作】 2008年、94分
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【感想】
 林遣都くんの2作目の出演・主演映画です。デビュー作から毎回、主演映画というのは、いかがなものかという気もしますが、それだけ実力があるor評価が高いと言うことでしょう。
 幽霊に恋する少年を違和感なく演じています。しかし、ちーちゃんが幽霊であることは、割と早い時期に判ってしまうので、ちょっと興醒めしてしまいます。もう少し最後まで、ちーちやんの正体を明かす必要はなかったと思うのですが、演出の失敗でしょうか。
 また、壊れてしまっているモンちゃんの内面をもっと抉るような内容にして、シリアスなものにしても良かったように思いますし、学校の怪談もの、ホラーものとしても中途半端な感じです。

 ところで、モンちゃん(林遣都)の父親役、堀部圭亮さんの壊れた感じがなかなか良かった。それと、最後のモンちゃんとの朝食のシーンでのぎこちない笑顔も面白い。

 それにしても、林くんは良い笑顔をします。あんな息子を放り出して、家を出てしまう母親というのは・・・、一体、どんな人なんだろうと、物語の本筋とは全然関係ないところで、不思議を感じてしまいました。

タグ:林遣都
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