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DVD「大奥 浮絵悲恋」(荒木宏文、山中敦史) ☆ [映画]

【物語】
 恋する女を失い、女に抱かれ、男に躰を許す男花魁となった若き絵師、浮島。浮島の昔の恋人にそっくりな、大奥御年寄、江嶋。
 世を捨てた男花魁と、恋すら知らぬ大奥御年寄。運命の出会いが二人の心をくるわせる。
 正徳二年、徳川家六代将軍・家宣の死後、まだ幼い七代将軍の後見を巡り、大奥では正室天栄院と、将軍の実母、側室星光院との間で、壮絶な争いが繰り広げられていた。
 男遊郭「菊下楼」の絵師・浮島は天栄院に抱かれつつ、その絵を描いて売っている。浮島は天栄院に雇われて、星光院の側近、御年寄の絵嶋に近づく。
 一方、側室星光院は老中間部との不義に溺れていた。御年寄の絵嶋は、星光院の命により、天栄院を貶めるために、浮島に近づくが・・・。

【出演】 荒木宏文 鈴木じゅん まんねんよしこ 城間恵子 山中敦史(山中篤)
【監督】 山本清史
【製作】 2008年 「大奥 浮絵悲恋」製作委員会
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【コメント】
 荒木宏文くんの初ラブシーンということですが、荒木くん本人は、江嶋(鈴木じゅん)との暑い納屋でのシーンよりも、住職(山中敦史)との絡みのシーンの方がお気に入りだとか・・・。

 そう言われて、観てみると、住職に絵を褒められる浮島は、先生に誉められた子供のようで、とても嬉しそうに見えます。この映画の中で、一番、荒木くんらしい良い演技かも知れません。

 ちなみに、山中敦史さんは、荒木くんの初出演映画、実写版「テニスの王子様」(2006年)で、氷帝学園の監督、榊太郎を演じています。

 荒木くんは頑張っていますが、ストーリーその他は、B級映画です。

 江戸時代、正徳四年に実際に起こった大奥御年寄 江島と歌舞伎役者 生島との不義密通、江島(絵島)生島事件をベースにしているのですが、最後は「ロミオとジュリエット」のような終わり方です。ただし、毒を飲むのはロミオではなく江嶋、短剣を突き刺すのはジュリエットではなく浮島です。

 ちなみに、実史では、星光院は『月光院』、天栄院は『天英院』、江島と生島は捕まって、それぞれ流罪となっています。

 映画としては、面白くないし、荒木くんを観るのなら、写真集かDVDを買った方が良いので、☆一つ。


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荒木宏文 「大奥 浮絵悲恋」 メイキング [DVD]

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