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DVD「ハルフウェイ」 岡田将生 溝端淳平 成宮寛貴 大沢たかお ☆ [映画]

【解説】
 「ロングバケーション」など人気テレビドラマの脚本を手掛けてきた北川悦吏子さんが岩井俊二さんと小林武史さんのプロデュースの下、監督デビューを飾った青春ラブ・ストーリー。

【物語】
 大学受験を控えた女子高校生のヒロ(北乃きい)は、秘かに想いを寄せるシュウ(岡田将生)に告白できず、その辛さを親友(仲里依紗)に打ち明け慰めてもらう日々。
 そんなある日、ヒロは思いがけずシュウから告白される。すっかり有頂天のヒロ。
 ところが、地元北海道の大学に進学するつもりのヒロに対し、シュウの志望校は東京の早稲田大学だった。その事実を知り、すっかりスネてシュウと口もきかなくなるヒロだったが…。

【監督】 北川悦吏子
【製作】 李鳳宇 見城徹 岩井俊二
【脚本】 北川悦吏子
【出演】 北乃きい 岡田将生 溝端淳平 仲里依紗 成宮寛貴 大沢たかお
【制作】 2008年 日本 85分
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【コメント】
 岡田将生くんが主演なので、観てはみたのですが、思いの外、面白くない。
 アドリブ中心の演出に主演の若い二人が耐えられなかったという感じだろうか。
 田舎の高校生の普通の会話を1時間余り見せられても・・・というのが正直な感想。

 都会の進学校ならともかく、地方の高校生が早稲田大を受けるor受かろうというのは、かなり大きな話だと思うのだけど、ちょっと付き合っただけの女の子のために、諦めるものだろうか。彼女のお腹の中には子供がいるというような理由なら、判るけど・・・。

 あるいは、最初から合格する見込みはなくて、勢いか見栄で受験すると言っていただけというのなら、この映画は茶番になってしまう。
 進路指導の教師も普通なら、早稲田を受験しないという生徒をもう少し引き留めて、ダメ元でも受験させようとしそうなものだが、簡単に進路変更を認めてしまうのは最初から、受からないと思っていたからか?

 全体にリアルさに欠ける中で、アドリブに頼って、ニコニコ爽やか感だけの映画になってしまったということだろうか。

 北川悦吏子さん脚本の「ロングバケーション」(1996年)は、突拍子もない設定と、あり得そうにない話で、面白かったのだけど・・・。
 時代が20年余り古いのか? 中学生が出産して母親になったり、高校生が校内でセックスする現代には、ちょっとそぐわない作品なのかも。

 成宮寛貴くんが高校の先生というのは、ちょっと驚き。「溺れる魚」(2001年)の美少年も立派になったのものだと、感心してしまう。

 書道?の先生役、大沢たかおさんがなかなか面白い。本当に後先考えずに、女の子に抱きついたりしそう。

 溝端淳平くんは、割と、しっくり普通の高校生という感じ。


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