「願い星」 SHOWTA [J-POP]
たまたまCDショップの店頭で、「SHOWTA」のトレーディングカードをもらったのですが、「SHOWTA」という男性のような名前の割に、カードに写っている人物の外見は女性のようで・・・、どんなアーティストかとwebで調べてみると・・・、19歳とは思えないハイトーンのボーイソプラノのお兄さんでした。
http://www.showta.jp/top/
今ならYahoo動画でPVとシークレットライブ映像が見られます。
http://streaming.yahoo.co.jp/p/y/mic/10058/
デビュー当時の橘慶太くん(w-inds.)を思わせる歌声ですが、変声期を過ぎて、なお、これだけの声が出せるとは・・・、中村中さんのような子だなと思ったら、中村中さんと友達だそうです。
ちなみに、二人はYAMAHAのTEENS' MUSIC FESTIVAL 2004で、それぞれ東海北陸代表、関東甲信越代表として、出場して以来の友達のようです。なお、この時のSHOWTAくんは「柳川昇」の名前で出場しています。ちなみに、本名は「柳川翔太」ですが、「昇」が良いと言われたらしい。 また、この頃の中村中さんは女性と思われていた???
http://www.vanvan-music.com/teens2004/result/zenkoku/
その他、SHOWTA(柳川昇)くんの歌声は、YAMAHA MUSIC QUESTのコーナーでも聴けます。
「想いびと」、「Wingless bird」
http://www.yamaha-mf.or.jp/mq/html/artist_noboru.html
http://www.yamaha-mf.or.jp/mq/html/supportclub.html#noboru
ソプラノ歌手というと岡本知高さんが有名ですが、SHOWTAくんも将来、あんな体型になると言うことはないですよね。多分・・・。
なお、11月には2ndシングル「Trans-Winter -冬のむこう側-」をリリースするそうです。
「ありがとう~」 BON’Z 「今日からマ王」 [J-POP]
「ありがとう~」(BON'Z)は、NHKで放送されているアニメ「今日からマ王」のエンディング・テーマ曲です。
このアニメ、最初はNHK-BSで土曜日の朝に放送されていましたが、今はNHK教育で木曜深夜に再放送されています。
http://www3.nhk.or.jp/anime/mao/
中世のヨーロッパのような魔法使いの国を舞台にしたSF冒険マンガなのですが、結構、面白いので、毎回見てました。
「ロード・オブ・ザ・リング」とか、「聖戦士ダンバイン」とか、この類の中世騎士物語的な小説やマンガ・アニメは、割と好きなのです。
さて、第2シリーズでは番組の最後に、この「ありがとう~」が毎回流れて、「“ありがとう”を奏で奏で」というフレーズが妙に耳障りが良くて、良い曲だなと思っていたのですが、最近、北海道在住の高校生バンドが作った曲だということを知って、遅まきながら、CDを買ってみました。
曲のイメージも、テンポが良い割りには、どことなく牧歌的で、ゴダイゴのガンダーラみたいな所がアニメのイメージと良くマッチしてます。
主人公の少年=マ王が人間の世界(現代の日本)と物語の世界とを行き来きするというのがストーリーの重要な要素になっていて、物語の世界にいる時はマ王としての務めを果たしつつ、遠くに残してしまった家族のことを思い、毎回、最後に現代に戻って来てしまっては、魔法の国に残してきた仲間&臣下のことを思うというパターンに、この歌の歌詞が結構、マッチしてます。
別離と再会の願望と言うのは、良くあるパターンですが、それを「ありがとう」と表現するところが斬新で面白いところでしょう。
BON'Z サポーターズ・クラブ
http://www.runtime.co.jp/w_bonz/support-b/bsc.html
BON'Z 公式ページ
http://www.runtime.co.jp/index_bonz.html
ユニバーサル・ミュージック BON'Z
http://www.universal-music.co.jp/bonz/index.html
LAZY KNACK 香月優奈 YUNA [J-POP]
古いCDを整理していたら、HAIR CUTSのアルバム「VISA」と共に、LAZY KNACKという懐かしいグループのシングルが何枚か出てきました。
LAZY KNACKというのは、浅倉大介のプロデュースで、1995年から2年余り活動していた男性ツインヴォーカルユニット(清水聡&香月優奈)です。
1997年に解散し、その後、どうしているのかなと思っていたら、清水聡くんは歌手活動を辞めてしまったようですが、香月優奈(かつきゆうな)くんの方は、色々と変遷を経て、現在はYUNAの名前でソロ活動をしているそうです。
YUNAくんの方は、姉が女優の松雪泰子ですし、父親は地元大企業の社長ですから、芸能活動を続ける余裕があるのでしょう。
と思っていたら、今日の新堂本兄弟に松雪泰子が出演していました。Kinki Kidsとは9年ぶりだとか・・・。
これも何かの縁なのでしょう。
栄枯盛衰、浮き沈みの激しい芸能界ですが、WaTやとsproutにも末永く頑張ってもらいたいものです。
# YUNA オフィシャルウェブサイト
http://y-cross.jp/index.html
# YUNA 個人ブログ
http://blog.goo.ne.jp/yuna_place/
# YUNA プロフィール STARDUST MUSIC
http://61.119.92.230/artist/yuna.html
「キズナ」 sprout (塩澤英真 作詞) 「僕らの居場所」 WaT (小池徹平&ウエンツ瑛士 作詞) [J-POP]
この二つの歌に、特に共通点は無いのですが、強いてあげるとすれば、どちらもc/wの曲であること(CDタイトル曲はそれぞれ「One Love」と「5センチ」)、どちらも歌詞の最初の一言が「ちゃんと」であることぐらいです。
初めて「キズナ」を聴いたとき、そういえば、WaTの歌にも「ちゃんと」から始まる歌があったなと思い、聞き比べてみましたが、WaTの歌の暗さが際立ってしまいました。WaTの歌は曲も暗いのですが、歌詞も暗いイメージです。
その昔、うす暗い部屋の中で、膝を抱えて、中島みゆきの歌を聴いたような状況を思い出してしまいました。
この歌に限らず、WaTの歌は、どれもストーリーのある、叙実的な詞です。歌詞を聴いていると、情景が目に浮かぶような感じがしますし、マンガやDVDドラマができてしまいます。
そこで、「僕らの居場所」の中から、いくつかのフレーズをピックアップしてみます。
「ちゃんと僕を見てそして話して下さい」
俯(うつむ)いて、項垂(うなだ)れて、前を見ることができないのでしょうか。
「重たい荷物をそこにおろして下さい」
荷物の実際の重さというよりも、心の重荷を背負っているのでしょうか。
「明日の話をしよう 未来の話をしよう」
つまり、今日の話、過去の話は、辛くて話したくないということでしょう。
「そこに二人が居るさ 悩みや苦しみ 僕ら打ち明けて下さい」
「みんなも歌を歌おう きっと楽しくなるはずだから」
「一人じゃないよ 落ち込んだ時は 君を笑顔に変えてみせるから」
楽しい報告や明るいニュースを聴かせてくれる人に対してではなく、「悩み」や「苦しみ」を持った人、「楽しみ」も「笑顔」もない人にこそ、彼らは歌を伝えたいのでしょう。
アイドルのコンサートに集まって、手を振りながら黄色い歓声を上げる人よりも、ストリートの隅に、ひっそりと隠れるように黙って立っている人にこそ、彼らは歌を伝えたいのかも知れません。
一方、sproutの方は、何があっても前向きという感じがします。落ち込む暇があったら、とりあえず、前へ進んでしまおう、今日の涙は明日の希望という感じです。
「遠く離れていても 僕らはつながっているよ この空の下」
同じ空の下で・・・というのは定番のフレーズですが、時には、逆の意味でも使います。つまり、同じ場所から同じものを見ているはずなのに、二人には違うものが見えているというようなことも、現実には大いにあることです。事実は一つでも、真実は人の数だけ、あり得るものなのです。
しかし、この歌の場合には、ごく素直に二人の強い絆(キズナ)を象徴しているのでしょう。
「涙の数だけ夢は いつか輝く」
「傷付くたびにね 人はやさしくなれるね」
「涙」や「傷」など、一見、ネガティブなことでも、「輝き」や「優しさ」へと転化(昇華)させてしまうというのは、典型的なポジティブ思考でしょう。
「知らないことがわかるたびに 少しづつ臆病になってく」
「もう一度始めよう 何度でもやり直せる」
若いと言うことは、怖いもの知らずということでもあり、それだけ大胆な行動も取れるのですが、失敗を繰り返すという経験を積むことによって、臆病になり、そして、大人になって行くのだと思います。
それでも、年を重ねても、「やり直せる」と思い続ける気持ちは大切です。
永田町辺りでは、「再チャレンジ」という言葉が流行のようですが、大人になると、「『再』チャレンジ」どころか、チャレンジさえも難しいものです。
「ずっと変わらず そばにいてくれる 大切な人」
自分が「そばにいる」または「いたい」のではなくて、相手が「いてくれる」というのは、少々ノーテンキで、現実認識が甘いように思いますが、大切な人がいつ去ってしまうのか、と怯えるよりも、ずっとそばにいてくれると、素直に信じる心も、若さのなせる技でしょう。
現実は、熟年離婚が流行り言葉になるように、長年連れ添った妻に、ある日突然、去られてしまうということも決して珍しくはないのですが・・・。
「いつまでも あると思うな、親と金」という川柳がありますが、大切な人の愛も、いつまでもあると思わない方が良いでしょう。やはり、逃げられないように、不断の努力が必要です。
「One Love」 「sprout」 塩澤英真 加藤康起 オリコン週間ランキング15位 [J-POP]
9月11日付のオリコン週間ランキングで、インディーズ部門15位に「sprout」の「One Love」がランキングしています。
前週20位以下に下がって、ランキング外へ落ちてしまっていたのですが、復活しました。あくまでも相対的なランキングなので、他のCDが売れていないということだけなのかも知れませんが、それでも15位というのは発売以来の最高位です。
おめでとうございます。
これからも黒酢&青汁を飲んで頑張ってください。
オリコン週間ランキング
http://www.oricon.co.jp/rank/is/w/
[追記]
残念ながら、9月18日付ランキングでは、20位以下のランキング外に落ちてしまいました。
「One Love」 sprout 塩澤英真 加藤康起 [J-POP]
今夏、TBS系で昼の時間に放送していた愛の劇場「大好き!五つ子GoGo!!」(2006.07.17~09.01)の主題歌です。
2002年ジュノン・スーパーボーイコンテストで、準グランプリの塩澤英真くんと、同じスターダストプロモーション所属のタレント(俳優)加藤康起くんの二人によるツインヴォーカルユニット、sproutが歌っています。
なお、塩澤くんは「桜庭亮平のブロードバンド!ニッポン」(毎週月曜日[第1月曜日除く]18:00~)にレギュラー出演しています。
http://www.lfx.jp/1_mon/sakuraba/
ちなみに、第1月曜日のこの時間は「accessのブロードバンド!ニッポン」です。(浅倉さんも堂本兄弟に出演したりと、お元気なようで何よりです。)
公式ページによると、
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「この世界に入る前からずっと歌をやりたかった」という塩澤英真と、それに共感した加藤康起によるツインヴォーカルをメインとしたユニット。「よくある二人組のヴォーカルユニットにしたくない」と現在試行錯誤を繰り返しながら“sprout”の個性を模索中だ。
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ということだそうで、単なるアイドル・ユニットにはなりたくないと言うことですが、さて、どこまでできるでしょうか。
方向としては、まず、インディーズでデビューする辺り、第2のWaTを目指しているようにも思えます。
なお、英語の「sprout」には色んな意味がありますが、日本語として、一番しっくり来るのは「もやし」かも知れません。日本語の新芽とか花の蕾(つぼみ)とかの意味だと、「bud」(バッド)の方が近いでしょう。
さて、「One Love」とカップリングの「キズナ」、共に全体にテンポの良い明るい曲です。歌詞は2曲とも塩澤英真くん自身が作っていますが、単刀直入、ストレートなプロポーズの言葉という感じです。断られるとか、振られるとか、そういうことを想定していないような、楽天的(ノーテンキ?)な調子です。70年代、80年代のフォークソングで言えば、松任谷由実(ユーミン)系でしょうか。
この歌を聴いて思ったのは、 これに比べると、WaTの歌は暗い・・・。いわば中島みゆき系でしょうか。失恋するんじゃないかとビクビクして、怯えているような、それでも前向きに生きていくぞと言う決意表明というか・・・。
ところで、加藤康起くんは美輪明宏さんの歌に感動して、歌手を目指す決心をしたとか・・・。
美輪さんも若い頃から苦労されたそうで、歌にしろ芝居にしろ、人生の重みを背負った迫力を出せる方です。既に70歳を越えていらっしゃるんですが、こんな若い方にも影響を与えてしまうんですね。
「One Love」 ベルウッドレコード
C/W 「キズナ」
塩澤英真(左) 加藤康起(右)
sprout 公式ページ
http://www.sproutwings.net/index.html
「道標」 橘慶太 (w-inds.) ソロデビュー [J-POP]
男性3人組の人気ヒップホップユニット、w-inds.のボーカル、橘慶太くんがソロデビューします。
発売日は10月18日、タイトルは「道標」(マキシシングル)、収録されている3曲とも、すべての作詞を橘慶太くん自身が手がけているそうです。
また、初回限定盤ではDVDも付いています。
事務所の話では、将来のアルバム制作も考えていると言うことですが、当面は、w-inds.としての活動も続けていくそうです。
橘慶太(個人) 公式ページ
http://www.keita.tv/
さて、橘慶太くんがソロデビューしてしまうと、今後のw-inds.は、どうなるのでしょうか。
良くあるパターンでは、ボーカルがソロでデビューすると、バンド(ユニット)は解散ないしは自然消滅という形になるのですが・・・。
w-inds.はボーカル一人(橘慶太)と、コーラス&ラップ・ダンス二人(千葉涼平と緒方龍一)という構成なので、歌もダンスもこなすボーカルの負担が大きく、長続きするかなと不安を感じてはいたのですが・・・。
橘慶太くん自身は、なかなか良い声をしていますから、ソロでも十分に通用すると思うし、ダンス無しの弾き語りでも大丈夫でしょう。詩の方は、まだ、見ていませんが、二十歳の若者が胸の内を素直に語れば、それで十分だろうと思います。下手に策を弄したり、奇を衒ったりした歌詞は、彼には似合わないでしょうから。
[追記]
WaTのアルバム「卒業TIME」の中にも「道標」という曲がありますが、偶然の一致かな?
お互いに知らない仲でもないのだけど・・・。
[追記]
「道標」が10月7日より放送される予定のテレビ東京系アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」(毎週土曜日10:30~11:30)のエンディング曲に採用されたそうです。
ミュージックステーションに出演できるかな?
[追記]
「家庭教師ヒットマンREBORN!」の放送が始まったので、多少短くされていると思いますが、発売前に一足早く「道標」を聞きました。
はてさて、何とも、言い様が無いのですが、一言で言えば、中途半端という感じでしょうか。アニメのイメージと合っているのかいないのか、というのも難しいところです。
とりあえず、CDが出たら、聞いてみましょう。
KINJI (伊藤欣司) 元Pool Bit Boys タイで歌手デビュー [J-POP]
バンコクで売られている在タイ日本人向けの日本語情報誌「DACO」に元Pool Bit BoysのKINJI(伊藤欣司)の近況が載っているそうです。(近況と言っても、昨年の3月の話ですが・・・。)
まだ、内容は確認していませんが、興味のある人は是非どうぞ。
元々Avexはタイをはじめ東南アジアでもプロモーションやビジネスをしていましたから、Pool Bit Boysの全盛期には、彼らのカセットがバンコクの音楽ショップの店頭に沢山並んでいたのですが・・・。
さて、KINJIくんはタイ人に受け入れられるでしょうか・・・。
バンコクというのは、女性の売春婦と同じぐらい少年の売春夫もいたりする街なので、売る人がいれば、当然、買う人も沢山いるわけで、そう言う意味では、オカマでも割と平気で生きていける街ではありますが・・・。
DACO 164号(2005年3月5日発行)
特集:バンコク24時パート2
バンコクの24時間各風景を追う特集、今回は16:10から翌03:30。パッポン露店の組み立て、各所の渋滞から始まり、夜のバンコク、喧騒の祭りの後まで。
■エステ紀行 ブライダルエステ 「Rmburi Esthetique」 ■厨房・探訪 肩の凝らないフレンチ・クレープ 「enchant cafe 」■復興へ舵を取れ カオラック津波後のレポート ■日本人バンコク歌手デヴュー 「KINJI」
http://www.daco.co.th/tvdaco/index.htm
VOXPOP (元DOGGY BAG) 松尾雄一、松尾光次 [J-POP]
Pool Bit Boys の伊藤欣司の近況を知りたくて、インターネットで検索(いわゆるネット・サーフィン)をしていたら、懐かしい人達の近況に行き当たりました。
元DOGGY BAGとして活動していた松尾雄一くんと松尾光次くんの二人です。
こちらはKinki Kidsのいわゆる堂本兄弟と違って、本当の兄弟です。確かロシア人のクォーターだったかと思います。
1999年、韓国で高在根(コゥ・ジェグン)と3人でY2Kとしてデビューし、かなりの人気を得た後、日本では松尾兄弟の二人で2000年にDOGGY BAGとしてデビューしました。20世紀末から21世紀初頭にかけては、それなりの人気を得て、JUNONにもよく載っていましたが、2002年頃を最後に芸能界の表舞台から消えていました。
その後、細々とライブ活動をしていたのは知っていたのですが、昨年秋から「VOXPOP」という新ユニット名で再スタートを切ったそうです。
この二人、驚くべきことは、まだ、24歳と22歳という若さであることです。
10代半ばでデビューして、20歳でピークに達し、忘れ去られていったアイドルという感じで、芸能界の浮き沈みの激しさを如実に示しているようで、恐ろしくさえあります。
音楽の傾向はポピュラーというよりも、ロックなので、全盛期の頃も、僕自身はあまり馴染めなかったのですが、写真集やカレンダーは持ってました。兄の雄一くんの方が格好良いですね。
ところで、VOXPOPのサポートドラムとして時々活動している川野直輝くんは、元ジャニーズJr.なんですね。先日、永山たかしくんとともに「ROCK'IN JAM MUSICAL II 」で熱演していて、なかなか可愛い子だなと思いました。
ちなみに、「ROCK'IN JAM MUSICAL II 」は及川健さんを目当てに観に行ったのですが、ロック・ミュージカルというものを初めて体験してしまいました。
最前列の席で役者さんたちの顔や表情、動きを間近に見えたのは良かったのですが、ロック演奏時の周りの観衆のノリについて行けなくて、妙に浮いてしまい、正直、困りました。
こうして見ると、色んなところで、色々と繋がりがあるものですね。
ユニバーサルのDOGGY BAGのページ(近日中に削除?)
http://www.universal-music.co.jp/polydor/artist/doggybag/
VOXPOPの公式ページ
http://www.e-voxpop.com/top/index.htm
松尾 雄一(vocal, guitar)
誕生日 1982/2/22 (24歳) 血液型 B型
身長 173cm
松尾 光次(vocal, bass)
誕生日 1984/5/7 (22歳) 血液型 O型
身長 174cm
「あの日」 WaT (ウエンツ瑛士&小池徹平) [J-POP]
2005年11月にメジャーデビューして、その年の暮には、もう紅白に出場してしまうという記録を作ったWaTは、ウエンツ瑛士と小池徹平の二人の若手俳優(お笑い芸人の「劇団ひとり」も今や俳優ないしは作家だから、ウエンツ瑛士くんも俳優と紹介して良いでしょう。)からなるシンガー・ソング・ライター・デュオです。
ストリートで歌っていたインディーズ出身(2004年2月「卒業タイム」でデビュー)とはいえ、二人の歌唱力は今一歩、自作の曲もそれほどではなく、ギターの演奏も大したことはないという典型的なアイドル出身のデュオですが、その真剣かつ誠実な姿勢と、素直な歌詞には共感できるところが多く、応援しています。
ちなみに、音楽としては、同じインディーズ出身でも、ウエンツ瑛士くんが声優を演じた映画「ブレイブ・ストーリー」の主題歌「決意の朝に」を歌っているAqua Timez(アクアタイムズ)の方がずっと良いと思います。
歌唱力という点でも、かつて5オクターブの声が出たw-inds.の橘慶太くんには及ばないと思いますし、もちろん、ブレイク・ダンスは千葉涼平くんに及ばないでしょう。
しかし、WaTはAqua Timezでもw-inds.でもなく、WaTなのですから、別に気にすることはないのです。
さて、WaTのメジャーデビュー曲「僕のキモチ」のc/w(カップリング・ウィズ)「あの日」は、夢と希望と不安を胸に、歌手になることを目指して、単身上京してきた少年の物語というイメージで、まさに小池徹平くんをイメージしたような内容の歌詞です。
もっとも、徹平くんは父親の車で大阪から東京へ来たそうなので、ギターケースを抱えて、独り東京駅に降り立った訳ではないようですから、歌詞の世界は、あくまでも空想、妄想の世界のようです。
テレホンショッキングでタモリがよく言う台詞ではありませんが、若い頃の純真無垢な気持ちや清潔感というのは、大人になるにつれて失われ、世間を生き抜いていく内に汚れていくものなので、ややもすると、こうした歌は嫌味に聞こえるのですが、それを爽やかに歌ってしまうのがWaTの魅力でしょう。
歳を重ねると、若い頃が懐かしく、また、羨ましくもあり、さらに若い者が妬ましくさえも思えてしまうものですが、この歌は非常に清々しいものを感じます。
特に、この歌の良いところは
「そして今の僕は
まだ道の途中で
かけがえのない君と出会い
積み重ねてゆく夢を現実に
こうして今もこれからも
歌い続ける」
と
「そして今の僕は
また道の途中で
君とつくる未来をまた
見知らぬ誰かに届けられるように
こうして今もこれからも
歌い続ける」
という二つのフレーズでしょう。
素直に聴ければ、小池徹平とウエンツ瑛士が出会い、歌手になるという夢を実現したという内容ですが、『かけがえのない君と出会い、積み重ねてゆく夢を現実に』とか、『君とつくる未来をまた、見知らぬ誰かに届けられるように』とかいうセリフは、本来、デュオの相方に対してではなくて、生涯の伴侶、パートナーに対して、言うべき言葉でしょう。
一緒に未来を作れるようなかけがえのないパートナーに出会えるというのは、実に幸せなことです。若い人には分からないかも知れませんが、ある程度、歳を取ると、そのことが実感できるようになります。
音楽に対する姿勢や感性の違いや、メンバーの個性や感情の対立から、解散してしまうサウンド・グループも珍しくありません。また、長続きしているような某グループは、音楽を仕事と割り切って、メンバー間のプライベートは全く疎遠というものも多いようです。
そういう中で、WaTの二人の仲の良さは、傑出しているように思えます。
そういう思いで、c/wの「僕のキモチ」も聴いてみると、
「僕は君と向き合うより
同じ未来二人向いていたい」
というフレーズがなぜか印象に残ります。
普通の恋人なら、やはり向き合って、お互いに自分だけを見ていたいと思うものでしょう。それを二人並んで、同じ未来を目指したいというのは、なかなか意味深長なセリフだと思います。
もっとも、僕自身は、向かい合うよりも同じ方向を向いていたいというか、パートナーにも僕と同じ方向を向かせたいと思う質ではありますが、こういうのは、あまり普通ではないでしょう。
最後に、
「あの日あの場面で
僕が決めた道は
けして間違ってはいないと
言い聞かせながら過ごした日々さえ
今では思いでに変わる」
というフレーズも良いですね。
僕も涙もろい方なので、こんなのを聞かされると、確かに泣けます。
ミュージックステーション初出演で、歌いながら、泣いてしまったのも、仕方がないか・・・。