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「すけだち」(新宿コマ劇場) 北村有起哉、青柳塁斗、大口兼悟、森山栄治、鷲尾昇、篠田光亮、Takuya、中川真吾、三浦涼介 [演劇]

 筧利夫さんと松浦亜弥さん、ダブル主演というのがウリのようですが、青柳塁斗くんほか若手男性俳優が多数出演するのと、脚本が劇団鹿殺し(丸尾丸一郎・菜月チョビ)ということで、観に行って参りました。

 劇団鹿殺しの菜月チョビさんは、先日、劇団フライングステージの「サロン」で、役者としてのお姿を拝見しましたが、ハチャメチャなストーリーを得意とする若手脚本家の一人です。

 さて、見終わった感想は・・・、北村有起哉さんは素敵な俳優でした。台詞を喋るときは当然としても、台詞のない時の顔の表情もなかなか魅力的です。筧さんも見事な役者ですが、若い人たちには、こういう人たちから、色々と吸収していただきものです。

 森山栄治くんは、熱血漢、正義の味方、そして、そろそろ良いお父さんという感じの役で、似合っているのではないかと思います。

 大口兼悟くんは、Bleachの時のように仲間さえ裏切る、悪党の中の悪党という感じの悪役です。
 現代劇での善男も、なかなか似合っていますが、時代劇の悪党も、結構、似合うのではないかと思います。

 三浦涼介くんは、正直、ちょっと今一でした。役者としては、もう少し修行がいるのかなと感じた次第です。最近は、「美味學院」をはじめ、ドラマにも出演する機会が増えていますが、どことなくぎこちなく、役に成り切っていないような感じです。

 鷲尾 昇くんは、男らしい風貌にもかかわらず、案外、オカマ言葉が似合っておりました。*pnish*の4人(森山、鷲尾、土屋、佐野)は、なかなかの役者揃いなので、こちらも先々が楽しみです。

 篠田光亮くんは、相変わらず、要領良く立ち回っているようで、実は、ちょいと抜けているという役回りです。

 青柳塁斗くんは、割と美味しい役を演じています。昨年の「FROG」、今春の「砂時計」と、アミューズ期待の新人ですが、まだ17歳の高校生なので、将来が楽しみです。クールな二枚目よりも、コミカルな二枚目半ぐらいが似合うでしょうか。筧さんや北村さんのような役者になるか、あるいは、もう少し崩して宮川さんのような役者になるか、今後に期待いたしましょう。

 Takuyaくんと中川真吾くんは双子の兄弟の役です。この二人、意外とよく似ているので、最初のうちは、どっちがどっちか、見分けがつきませんでした。
 二人とも役者としては、まだまだという気がしますが、今後とも頑張っていただきたいものです。
 Takuyaくんは、今秋、北村有起哉さんと「欲望という名の電車」で共演しますが、どんな演技を見せてくれるか、期待しましょう。
 ちなみに、公演プログラムには中川真吾くんが「ソフィストリー~詭弁」に出演と書いてありましたが、「ソフィストリー」に出演していたのは、中村優一くんと鈴木裕樹くんの電王&劇獣コンビです。

 ギャル曽根さんは、メイドの役ですが、なかなか魅力的です。宮川大輔さんとの掛け合いは、良いコンビでした。

 bambino+αという感じのキャストでしたが、いずれにしても、途中、休憩を挟んで2時間半、テンポ良く、一気に突っ走るという感じの楽しい芝居で、ございました。


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