今週の映画、演劇 9月21日－24日

「switch」 (ディファ有明)　9月21日

　麻薬取締官を主人公にしたマンガの舞台化。ちょうど本物の麻薬取締部長と会ったばかりだったので、舞台上の若くてハンサムな部長を観て・・・、一人で笑っていました。
　今後の活躍が期待される若手俳優が沢山出演していて、ストーリーも原作がしっかりしていて、ますまず面白く、しっかりと楽しませていただきました。

「アンラッキー・デイズ」(青山円形劇場)　9月22日

　少々ストーリーの分かりづらいお芝居。上山竜司くんは主人公の元彼の役、なかなか格好良い役回りでした。

映画「エヴァンゲリオン」　9月23日

　「逃げちゃだめだ!」の台詞が有名な映画です。バブル崩壊後の日本、失われた10年を象徴するようなアニメですが、未だに楽しめます。どうやら、3部作か4部作になるようで、先が楽しみです。

「FROGS」(東京芸術劇場　中ホール)　9月22日、23日、24日

　3月にシアターグリーンで行った公演の再演です。ストーリーも演出も、ほとんど同じで新鮮味には欠けましたが、出演者が半年の間に、ずいぶんと成長したなと感じました。
　演出の岸谷五朗さんは8人の出演者の中で、柳澤貴彦くんをベスト・アクターと褒めていましたが、メインとはいえ、準主役の脇役ながら、主役の二人の引き立て方は、なかなかのものです。華やかさという点では青柳塁斗くん、可愛らしさという点では桜田通くんに負けてしまいますが、彼らが活躍できるのも、柳澤くん有ってこそでしょう。
　「エア・ギア」での突然の代役出演を無難にこなせたのも、柳澤くんだからこそでしょう。

「ディレクション」(東京芸術劇場　小ホール)　9月24日

　劇団たいしゅう小説家は、若手俳優を沢山使って、なかなか面白い新作コメディを上演しているので、好きな劇団の一つです。今回は、山口翔悟くんや根岸誠くんらが出演しています。
　また、Stadio Lifeの曽世海司さん、甲斐政彦さんが出演しているので、どんな感じになるのやらと思ってみたら・・・、意外とというか、予想どおりと言うべきか、大変楽しいお芝居でした。
　特に、そんな偶然、あり得ないだろうというストーリーを強引に必然に持って行ってしまう辺りは、ちょっと意表を衝かれて、感心してしまいました。