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「山の巨人たち」(新国立劇場中ホール、初台) 及川健 [公演情報]

日程:2008年10月23日(木)~11月9日(日) 全16回公演
作:ルイジ・ピランデルロ
翻訳:田之倉稔
演出:ジョルジュ・ラヴォーダン Georges Lavaudant
キャスト:麻実れい、手塚とおる、田中美里、大鷹明良、植本 潤、綾田俊樹、渕野俊太、大原康裕、平幹二朗、及川 健、久保酎吉、田根楽子、細見大輔
料金:S席 7350 A席 5250 B席 3150 Z席 1500

【解説】
 『山の巨人たち』はピランデルロの絶筆の戯曲であり、未完にして彼の最高傑作といわしめる魅力満載の本。人生と芸術、個人と社会、現実と夢というような二項対立のコントラストが神秘的に散りばめられた大人のための「高級なおとぎ噺」です。「山」とは何? 「巨人」とは誰? 現実世界に絶望し山荘に隠遁する魔術師と、その館に訪れた世間から見向きもされない落ちぶれた劇団の交流の顛末から、ピランデルロの俗世間に対する真摯なメッセージが伝ってきます。

 出演は、山荘に隠遁する魔界の魔術師役に新国立劇場初登場となる演劇界の重鎮、平幹二朗を迎え、劇団のオーナーである伯爵の夫人で一座の看板女優役に艶やかな容姿と、抜群の演技力を持つ麻実れい。

【Georges Lavaudant】(ジョルジュ・ラヴォーダン、前・パリオデオン座芸術監督)
 1947 年、仏グルノーブル生まれ。フランスの俳優、演出家。68年セミプロ的な演劇グループを結成、73年以降公的な助成を獲得する劇団となった。96年3月、オデオン・ヨーロッパ劇場のディレクターに就任。オデオンでの最初の演出『リア王』はこの大悲劇を喜劇すれすれの趣向で演出し、批評家からも観客からも絶賛された。現在はフリーランスとして活躍。
 ラヴォーダンの舞台にはいずれも夢と現実が混交する世界の揺らめき、イリュージョンと想像のたわむれがあるといわれる。その舞台を創出する良きパートナーである美術家ジャン・ピエールとの共同創作は長年にわたる。今回の新国立劇場公演『山の巨人たち』の美術もピエール氏が担当する予定である。
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 及川健さん、細見大輔さんが出演するそうです。
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コメント 3

しーま

心惹かれている私がいます。
安い席でいいから観たいかも…。(微笑)
by しーま (2008-06-18 22:54) 

frhikaru

しーまさんがコメントしてくれるとは珍しい・・・。いつもは自分のブログに書くだけで、手一杯なのでは?

このキャストで、あの新国立劇場中ホールを満席にするのは不可能と踏んでいるので、直前になると、かなり安い席が出回ると見込んでいます。

僕は多分、及川さんの扱いで買ってしまうかなぁ・・・。

中村蒼くんの初舞台、安寿ミラさんと*pnish*の4人と共演した「田園に死す」は、この中ホールだったけど、本当に客の入りが悪かった。休日なのに、会場の半分ぐらいしか客がいなかったものなぁ・・・。
by frhikaru (2008-06-19 00:58) 

しーま

うふふー。すみません。いつも読み逃げで。(微笑)
確かにいつもあわあわしてるので、書き込みは珍しいですが、日参はしてますよ。(微笑)
「田園に死す」は行きたかったけど、結局日程の都合がつかずに行けませんでした…。そんなにお客さんの入りが悪かったんですね…。
かく言う私、小ホールしか行った事ないです、あそこ。
安く手に入る事を期待して…。(微笑)
by しーま (2008-06-19 23:21) 

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