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映画「硫黄島からの手紙」 二宮和也 [映画]

 この映画で一番印象に残ったのは、投降した日本兵(加瀬亮ほか)を米兵が銃で射殺するシーンでしょうか。現実に、1945年当時の硫黄島で、このようなことが行われたかどうかは知りませんが、かつてのヴェトナムや最近のイラクなどでの出来事を考えると、あり得ないことではないでしょう。

 しかし、それを米国人のクリント・イーストウッドとスティーブン・スピルバーグが映画にするということに少々驚きました。日本で言えば、金子修介か大林宣彦が南京虐殺か、朝鮮の3.1事件を映画化するようなものでしょうか。

 日本では、何かにつけて挙国一致が叫ばれ、大勢と異なる意見や体制に異を唱える意見を述べる人を非国民と糾弾する風潮がありますが、日々、アメリカ兵の戦死者が出ている戦時下であっても、こういう映画が作れるのがアメリカの良さかと改めて感心しました。

 最後に、二宮和也くんが死なずに済んで良かったです。


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