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今週の映画、演劇 3月13-16日 [公演情報]

演劇集団キャラメルボックス2008スプリングツアー「きみがいた時間 ぼくのいく時間」(サンシャイン劇場、池袋) 3月13日
 
【ストーリー】
 住島重工の研究員・秋沢里志は、海外派遣留学を終えて、5年ぶりにニューヨークから帰国する。空港で待っていたのは、5年前に別れたはずの恋人、梨田紘未(ひろみ)だった。自分の帰りを待ち続けていた紘未に、里志は激しく心を動かされる。
 一方、里志は住島重工の子会社P・フレックで、新しい機械の開発に携わることになる。それは、物質を39年前の過去に送り出す機械、クロノス・スパイラルだった。
 最初の実験の日、里志の元に電話がかかってくる。紘未がトラックに撥ねられ、病院に運ばれた……。

会場 サンシャイン劇場
CAST
 上川隆也、西山繭子、西川浩幸、坂口理恵、岡田達也、岡内美喜子、青山千洋、温井摩耶、三浦剛、筒井俊作、左東広之、渡邊安理、阿部丈二、小林千恵
脚本・演出 成井豊
原作 梶尾真治
料金〈全席指定・税込〉 6,300円

 梶尾真治さんの短編小説シリーズ「クロノス・ジョウンターの伝説」は、日本のSF史に残る傑作です。キャラメルボックスは、2005年に『クロノス』、 2006年に『あした あなたあいたい』『ミス・ダンデライオン』と、すでに3つの作品を舞台化してきました。
 秋沢里志役は、3年ぶりの上川隆也。ヒロインの梨田紘未役は、上川隆也が以前テレビドラマでご一緒した、西山繭子さん。
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 上川隆也さんが素敵でした。いささかご都合主義的なストーリーには人間の傲慢さを感じないでもありませんし、ハッピーエンドの結末には、やや興醒めという感もありましたが、良しとしましょう。

「身毒丸 復活」(彩の国さいたま芸術劇場、与野本町) 3月15日

ストーリー
 母を売る店で買い求められた女・撫子(白石加代子)と、死んだ実母を慕い続ける義理の息子・身毒丸(藤原竜也)。
 “家”という呪縛の中で、憎しみあい、愛しあい、拒絶しあい、求めあう二人の、宿命の出会いと禁断の恋。

キャスト 
藤原竜也 白石加代子 品川徹 蘭妖子 石井愃一 中曽根康太 渡部駿太 日野利彦 マメ山田 飯田邦博 福田潔 桜山優 KAI  本山里夢 秋山拓也 羽子田洋子 山口詩史 村中玲子 妻鹿有花 中島陽子 太田馨子 難波真奈美 星野園美

スタッフ
作:寺山修司/岸田理生
演出:蜷川幸雄

期間 2008年3月7日~2008年4月10日
場所 彩の国さいたま芸術劇場(埼玉・与野本町駅)
料金 S席9,000円 A席7,000円 B席5,000円
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 2回目です。

舞台版「風魔の小次郎」(シアターアプル、新宿) 3月16日

 名門白凰学院は、ライバル校・誠士館の卑劣な妨害により衰退の一途をたどっていた。
 学院崩壊の危機を救うため、総長・北条姫子の命を受けた柳生蘭子は、忍びの住む風魔の里へ向かい、風魔一族に助っ人を依頼する。
 助っ人として派遣された風魔の小次郎は、背後に別の忍びの存在を嗅ぎ取っていた。
 それは誠士館の影で暗躍する夜叉一族であった。
 風魔と夜叉の壮絶な戦いが始まる。

会場名:シアターアプル
公演期間:3月12日(水)~16日(日) 
演出:野伏翔
出演:
風魔一族
 小次郎:村井良大 竜魔:進藤 学
 劉鵬:高山猛久  項羽:坂本直弥
 小龍:坂本和弥 霧風:古川雄大
 麗羅:鈴木拡樹 兜丸:八代真吾
 琳彪:高橋剛
夜叉一族  
 飛鳥武蔵:川久保拓司 壬生攻介:藤田玲
 陽炎:田代功児  紫炎:丸山敦史
 白虎:齊藤ヤスカ 黒獅子:城田純
 闇鬼:遠藤公太朗 雷電:原田拓磨
 妖水:川田祐    不知火:板橋春樹
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 車田正美さんによる往年の名作マンガの実写化に続く、舞台化です。特撮の助けを借りずに、どんな芝居を見せてくれることやら・・・。
 齋藤ヤスカくん、古川雄大くんらが出演するので、観てきます。  会場にDustzのチラシが置いてあって、なぜ?と思ったら、Takuto(藤田怜)くんが「風魔の小次郎」に出演しているのでありました。Dustz=川野直輝くんとしか頭になかったので・・・。

「さらば、わが愛 覇王別姫」(Bunkamura シアターコクーン、渋谷) 3月16日

 1993年記録的大ヒットとなった映画「さらば、わが愛 覇王別姫(はおうべっき)」を日本が世界に誇る演出家蜷川幸雄の演出、宮川彬良作曲で音楽劇として舞台化することが決定!
 京劇俳優たちの生きざまに中国の現代史を重ね、壮大な物語として描いたカンヌ映画祭パルムドール大賞受賞作の原作を、岸田理生による脚本で日本のトップスターを配し上演いたします。
 程蝶衣役としてドラマや映画、ミュージカルと常に第一線で活躍する東山紀之がコクーンにいよいよ登場!
 段小樓役に幅広い演技力で映画・舞台で活躍する遠藤憲一、菊仙役には国際派女優として実力をみせる木村佳乃という、華と実力を兼ね備えた強力なキャスティング

スタッフ
原作:李碧華(リー・ピクワー) 脚本:岸田理生
演出:蜷川幸雄 音楽:宮川彬良
出演:東山紀之 木村佳乃 遠藤憲一 他
公演日程:2008年3月9日(日)~31日(月)
会場:Bunkamuraシアターコクーン
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 蜷川幸雄さんの演出で、東山紀之さんが出演するので、観てきました。東山さんの嫉妬がなかなか良かった。

映画「ブラブラバンバン」(渋谷Q-AXシネマ)  3月16日

監督 草野陽花
出演 安良城紅、福本有希、岡田将生、足立理、近野成美
物語
 ちょっと内気な少年・白波瀬(福本有希)は、ある日、音楽に特別な“何か”を感じた瞬間、理性を忘れエッチな暴走キャラになってしまう女子高生・芹生百合子(安良城紅)と出会う。
 彼女は、単に演奏が上手いだけでなく、それを超えた“何か”があったときに初めてそうなる。
 最初のうちは百合子の奇行とマイペースぶりに吹奏楽部員たちは反発するが、彼女の天才的な指揮に触れ、音楽に目覚める。
 白波瀬は仲間とともに潰れかけたバンドを復活させ、ブラスバンドの甲子園「普門館」を目指すことになる。

2007,日本,トルネード・フィルム
© 2007「ブラブラバンバン」製作委員会
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 さして期待せずに観に行ったのですが、意外と面白い映画でした。福本有希くんもなかなか良かった。

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コメント 2

urann

『身毒丸』見てきました。名古屋は、スタンディングオベーションでしたよ。
初見は、実はロンドン、10年前。蜷川幸雄も初めてで。
今回と展開が少し違っていたような気がしましたが、
記憶違いかもしれません。
白石加代子がますます軽やかな気がしました。
蜷川幸雄は、『近代能楽集』や『近松心中』の感じの方が好きですね。
私の中に私独自の”寺山ワールド”があるからかもしれません。
思わず『草迷宮』のDVD買いました。
frhikaruさんの感想、また楽しみにしています。
by urann (2008-02-25 01:08) 

frhikaru

urannさん、コメントありがとうございます。
「身毒丸」を観るのは実は初めてなのですが、予想どおり、寺山修司さん世界でした。
正直、訳が分らない不思議というか、謎の世界です。
見所は、初演から10年、すっかり成長した藤原竜也くんと、老いてますます盛んという感じの白石加代子さんでしょう。
7日は東京の初演と言うこともあって、カーテンコールがしつこくて、結局、4回か5回、キャストの皆さんが舞台に戻って挨拶されていました。
さすがに半年前からチケットを手に入れているファンの方々は気合いが違うなと感心した次第です。
by frhikaru (2008-03-08 11:26) 

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