「森の風子」(シアターアプル、新宿) 藤沢大悟、小田井涼平、松下恵、塩崎こうせい [演劇]
【解説】
生まれつき皮膚が弱く、森の奥で父と二人、太陽の光を避けて暮らしている少女フーコ(阪田瑞穂)がいた。
フーコと森で出会った少年トキシロ(藤沢大悟)は、彼女を家の外に連れ出し、強い日差しの下、一緒に海で遊んで死なせてしまう。
10年後、少年院での更正生活を終え、軍人として戻ってきたトキシロは、フーコそっくりの娘コスモを見て、森で何を思うのか?
大自然に囲まれた辺境の地を舞台に繰り広げられる一大叙事詩と成長の物語。
期間 2008/09/05(金)~2008/09/07(日) 全5公演
会場 シアターアプル、新宿
出演 藤沢大悟、小田井涼平、阪田瑞穂、田代さやか、松下恵、増島愛浩、出合正幸、佐藤仁美、塩崎こうせい、トクナガヒデカツ
脚本・演出 トクナガヒデカツ(X-QUEST)
料金 SS席(特典付スペシャルシート)10000円、S席:前売・当日6500円/Web販売5800円、A席:前売・当日6000円/Web販売5300円、小中学生2500円
公式サイト http://tuffweb.jp/fuco/
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高校時代は実際にバスケ部員として活躍し、「DEAR BOYS」では狭い舞台上で、バスケ少年を熱演していた藤沢大悟くんと、最近は悪役っぽいキャラで、コメディに出演することの多い、元仮面ライダーの小田井涼平さんを観に行ってきました。
X-QUESTの作品を観るのは初めてですが、チラシやポスターのメルヘンチックな絵や「森の風子」というタイトルから想像していたものと違って、かなりブラックな笑いの多い作品でした。
特に10代の妊娠・出産、未婚の母とか、トキシロ(藤沢大悟)が二十歳にして9歳の子を持つ父親になる話とか、トキシロの母(佐藤仁美)がアル中で薬中といった話やコイコの兄(増島愛浩)の興味本意の猟奇?殺人といった話も、大人の笑いと言うことで楽しませて頂きました。
でも、一番凄かったのは、トキシロの恋人、と言っても、まだ10歳のコイコ(田代さやか)がトキシロに向かって言う台詞「お前なんか、誰とでもさせる女とやって、病気になって死んでしまえ!」と、その直前、トキシロがコイコに言う台詞「ちぇ、結局、最後までやらせてくれないじゃん」でしょうか。二人とも10歳という設定で、観客席には小学生もいるんですけど・・・。
こういう恐れを知らぬセンスは、割と好きです。
藤沢大悟くんの舞台を拝見するのは「DEAR BOYS」に続いて2回目ですが、元気があって、なかなか宜しいのではないかと思いました。ただ、舞台での発声になれていないのか、時々、台詞が聞こえづらい時があるのは、残念でした。小田井さんや塩崎さんとの台詞の絡みも多いのですが、彼らとの違いが耳に付きました。
小田井さんも、お坊ちゃんぽい、ちょっと抜けた感じで愛嬌のある悪役がすっかり板に付いてきたという雰囲気です。次回作は「サダオのザタメ」で、Stadio Lifeのお喋り・お笑い担当の曽世海司さんと共演なので、きっと、また、コメディでしょう。
トキシロの幼馴染み、サイバネ役の塩崎こうせいさん、ランスロット(小田井涼平)の片想いの恋人、リンゼ役の松下恵さんも、なかなか面白うございました。
ところで、トキシロの母が二十歳になったトキシロに向かって、「小さい頃は可愛くて、ジャニーズに入れようと思った」と言う台詞がありますが、大悟くんは実際に、元ジャニーズJr.なのでは? こういう際どいネタを台詞にするセンスも・・・割と好きです。
これで、「DEAR BOYS」本牧東チームのメンバーのうち、「マージナル」(渡部紘士)、「飛行機雲」(岡田亮輔)、「森の風子」(藤沢大悟)と拝見させて頂いた訳ですが、この後も「アロマ」(小島裕)、「真田風雲録」(兼崎健太郎)、「マグダラなマリア」(湯澤幸一郎)と観に行く予定なので、それぞれ楽しみです。
同じ事務所の川野直輝くんから、藤沢大悟くんと松下恵さん宛に、お花が贈られていました。律儀なことです。ちなみに、川野くん当人は、9月5日(金)の夜はDustzのライブでございました。Dustzはtakuto(藤田玲)くんの歌も良いけど、川野くんのソロも聴いてみたいものです。
生まれつき皮膚が弱く、森の奥で父と二人、太陽の光を避けて暮らしている少女フーコ(阪田瑞穂)がいた。
フーコと森で出会った少年トキシロ(藤沢大悟)は、彼女を家の外に連れ出し、強い日差しの下、一緒に海で遊んで死なせてしまう。
10年後、少年院での更正生活を終え、軍人として戻ってきたトキシロは、フーコそっくりの娘コスモを見て、森で何を思うのか?
大自然に囲まれた辺境の地を舞台に繰り広げられる一大叙事詩と成長の物語。
期間 2008/09/05(金)~2008/09/07(日) 全5公演
会場 シアターアプル、新宿
出演 藤沢大悟、小田井涼平、阪田瑞穂、田代さやか、松下恵、増島愛浩、出合正幸、佐藤仁美、塩崎こうせい、トクナガヒデカツ
脚本・演出 トクナガヒデカツ(X-QUEST)
料金 SS席(特典付スペシャルシート)10000円、S席:前売・当日6500円/Web販売5800円、A席:前売・当日6000円/Web販売5300円、小中学生2500円
公式サイト http://tuffweb.jp/fuco/
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高校時代は実際にバスケ部員として活躍し、「DEAR BOYS」では狭い舞台上で、バスケ少年を熱演していた藤沢大悟くんと、最近は悪役っぽいキャラで、コメディに出演することの多い、元仮面ライダーの小田井涼平さんを観に行ってきました。
X-QUESTの作品を観るのは初めてですが、チラシやポスターのメルヘンチックな絵や「森の風子」というタイトルから想像していたものと違って、かなりブラックな笑いの多い作品でした。
特に10代の妊娠・出産、未婚の母とか、トキシロ(藤沢大悟)が二十歳にして9歳の子を持つ父親になる話とか、トキシロの母(佐藤仁美)がアル中で薬中といった話やコイコの兄(増島愛浩)の興味本意の猟奇?殺人といった話も、大人の笑いと言うことで楽しませて頂きました。
でも、一番凄かったのは、トキシロの恋人、と言っても、まだ10歳のコイコ(田代さやか)がトキシロに向かって言う台詞「お前なんか、誰とでもさせる女とやって、病気になって死んでしまえ!」と、その直前、トキシロがコイコに言う台詞「ちぇ、結局、最後までやらせてくれないじゃん」でしょうか。二人とも10歳という設定で、観客席には小学生もいるんですけど・・・。
こういう恐れを知らぬセンスは、割と好きです。
藤沢大悟くんの舞台を拝見するのは「DEAR BOYS」に続いて2回目ですが、元気があって、なかなか宜しいのではないかと思いました。ただ、舞台での発声になれていないのか、時々、台詞が聞こえづらい時があるのは、残念でした。小田井さんや塩崎さんとの台詞の絡みも多いのですが、彼らとの違いが耳に付きました。
小田井さんも、お坊ちゃんぽい、ちょっと抜けた感じで愛嬌のある悪役がすっかり板に付いてきたという雰囲気です。次回作は「サダオのザタメ」で、Stadio Lifeのお喋り・お笑い担当の曽世海司さんと共演なので、きっと、また、コメディでしょう。
トキシロの幼馴染み、サイバネ役の塩崎こうせいさん、ランスロット(小田井涼平)の片想いの恋人、リンゼ役の松下恵さんも、なかなか面白うございました。
ところで、トキシロの母が二十歳になったトキシロに向かって、「小さい頃は可愛くて、ジャニーズに入れようと思った」と言う台詞がありますが、大悟くんは実際に、元ジャニーズJr.なのでは? こういう際どいネタを台詞にするセンスも・・・割と好きです。
これで、「DEAR BOYS」本牧東チームのメンバーのうち、「マージナル」(渡部紘士)、「飛行機雲」(岡田亮輔)、「森の風子」(藤沢大悟)と拝見させて頂いた訳ですが、この後も「アロマ」(小島裕)、「真田風雲録」(兼崎健太郎)、「マグダラなマリア」(湯澤幸一郎)と観に行く予定なので、それぞれ楽しみです。
同じ事務所の川野直輝くんから、藤沢大悟くんと松下恵さん宛に、お花が贈られていました。律儀なことです。ちなみに、川野くん当人は、9月5日(金)の夜はDustzのライブでございました。Dustzはtakuto(藤田玲)くんの歌も良いけど、川野くんのソロも聴いてみたいものです。
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