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プラスイズム第6回公演「MURAISM」(シアター・ブラッツ) 阿部薫、黒田耕平、森陽太、内山眞人、朽木正伸、ムランティン・タランティーノ [演劇]

【物語】
 石川県木森林村(きもりばやしむら)。この村にテレビの撮影で訪れた売り出し中の駆け出しアイドル・倉田南(森陽太)。ロケ前日に交通事故で両足を複雑骨折しており、車イスで現地に来ざるをえなかった...!
 この村にいる伝説の松茸取り名人・安斎松乃助(ムランティン・タランティーノ)。彼に弟子入りをする今回の番組企画「倉田南が行く~、伝説の松茸を求めて~」(下条アトム風で)。この日、村出身の総理大臣、彼を狙うスナイパー、なぜか盗賊、そして神主、さらにはギネス認定人など、様々な登場人物がこの村を訪れ、究極の「MURAISM」が巻き起こる..!!

【作・演出】 西永貴文(猫☆魂)
【出演】 プラスイズム(阿部薫 黒田耕平 森本のぶ 森陽太)
 内山眞人 YOH 伊藤そうあ 朽木正伸 青柳尊哉 ムランティン・タランティーノ(猫☆魂) 西興一朗 根本正勝
【日時】 2008年11月12日(水)~18日(火) 全9回公演
【料金】 前売り・3500円(税込・全席指) 当日・4000円
【会場】 新宿シアターブラッツ (新宿御苑前)
【配役】
[石川県、木森林村]
 倉田『南』 駆け出しアイドル ・・・・ 森陽太
 『一ノ瀬』裕 監督、カメラマン ・・・ 阿部薫
 『岡田』剛 SP ・・・ 黒田耕平
 『吉武(よしたけ)』一 ギネス認定人、子沢山の牧場主 ・・・ 森本のぶ
 『江原』修 神主 ・・・ 朽木正伸
 『安斎(ざい)』松乃助 伝説の松茸取り名人 ・・・ムランティン・タランティーノ
 『三井』裕也 安斎の元弟子、盗賊3兄弟の長男 ・・・ 根本正勝
 三井『達也』 床屋、盗賊3兄弟の次男 ・・・ 内山信人
 三井『和也』 弓の名手、盗賊3兄弟の末弟 ・・・青柳尊哉
 『木村』吾郎 木森林村出身、総理大臣 ・・・ 西興一朗
 西村『ネロ』 総理秘書官 ・・・ YOH
 『13』号 暗殺者、スナイパー ・・・ 伊藤そうあ
[東京]
 脚本家 ・・・ 朽木正伸
 AD ・・・ ムランティン・タランティーノ
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【感想】
 西永貴文さんが思いっ切り遊ぶと、こんな感じの舞台になるのか、という感じのお芝居です。猫☆魂本公演「アロマ」は、もうちょっと真面目でしたけど・・・。
 内容的には、全編、これ、パロディ/コメディということで、あまり深く考えたりせずに、適当に笑って楽しみましょう。

 主役は阿部薫くんと森陽太くんの二人だろうと思いますが、朽木正伸さんとムランティン・タランティーノさんの存在感が大きくて、プラスイズムの4人を圧倒しています。これはプラスイズム公演では毎回のことですけど、主役よりも目立つ脇役というのは、なかなか美味しい存在です。

 朽木さんは猫☆魂ではなく、「劇団虎のこ」とラ・セッテ(黒田耕平くんと同じ事務所)に所属していますが、「トライフル」、「アロマ」に続いて、西永作品で拝見するのは3回目でしょうか。回を重ねる毎に、色が濃くなっているような感じがします。

 さて、謎解きは、以下のとおりか?
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【木森林村の謎解き?】
倉田『南』・・・・ 森陽太
三井『達也』・・・ 内山信人
三井『和也』・・・ 青柳尊哉
 出来の悪い兄、達也と、良くできる弟、和也の兄弟に、アイドル南とくれば・・・「タッチ」です。

『岡田』剛・・・ 黒田耕平
 五感が異常に鋭い「SP」です。さすがに准一では怒られるので、(森田)剛です。

『木村』吾郎・・・ 西興一朗
 本物よりも遙かに人気の高い「CHANGE」の総理です。こちらも拓哉では怒られるので、(稲垣)吾郎です。

西村『ネロ』・・・ YOH
 愛犬の名前は「パトラッシュ」、出身地はフランダース(ベルギー)です。古代ローマの皇帝ではありません。

『13』号・・・ 伊藤そうあ
 「ゴルゴ13」ほど、格好良くありません。

『安斎(西)』松乃助・・・ ムランティン・タランティーノ
『三井』裕也・・・ 根本正勝
 安西を先生と呼び、「バスケを教えて下さい」と叫ぶ三井くんは「スラムダンク」です。

『江原』修・・・朽木正伸
 霊能力?者の江原啓之さん。

『一ノ瀬』裕・・・ 阿部薫
 浅野忠信主演映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」のモデルで、戦場カメラマンの一ノ瀬泰造さん。1973年、26歳の時にカンボジアで殺されました。しかし、一ノ瀬さんが地雷を踏むシーンをギャグにしてしまうとは・・・、西永さんも怖いもの知らずです。
http://taizo.photographer.jp/

『吉武(よしたけ)』一・・・ 森本のぶ
 生キャラメルで有名になった花畑牧場の田中義剛(よしたけ)さん。
http://hanabatakebokujo.com/index.php

脚本家 ・・・ 朽木正伸
AD ・・・ ムランティン・タランティーノ
 うーん、分かりません。冒頭のコントに意味があるのでしょうか。この二人は、木森林村には行っていないので、謎とは無関係か?
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【余談】
 客席に、猫☆魂の秋枝直樹さんがいらっしゃると思っていたら、地獄兄弟の兄貴、徳山秀典くんもいらっしゃいました。大翔のまんまなので、ちょっと驚きました。「ゴーオンジャー」や「エロイカな」も良いけれど、そろそろ舞台に立ってくれるのかな?
 そう言えば、徳山くんの女装姿もなかなかでしたが、「愛の言霊」で共演した齋藤ヤスカくんがシアターアプルの「マグダラなマリア」で披露している女装ならぬ娼婦姿は、なかなか美しうございます。
 ついでに、その「マグダラなマリア」にはYOHくんの相方、藤原祐規くんも出演していて、なかなか面白い芝居を見せてくれています。
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コメント 2

urann

おひさしぶりです。
『マリア・マグダレーナ・・・』の齋藤ヤスカくんの女装の件、
一部の意見では、かの月川悠貴さんにも匹敵するなりきりぶりとか。
舞台自体も大好評のようですが、
frhikaruさんはどうご覧になったのか気になりますね。

その月川さんですが、『から騒ぎ』の彼は、
役柄というより”女”っていうのに徹しすぎてて、やや浮いて見えました。
また舞台自体、コメディなのに最後までたいして盛り上がらず、
残念でした。
小出恵介くん、主演なのに友人は最後まで”脇役”と信じてましたしね(笑)

なんて、こんなところで公演の感想、お許しください。
それでは。
by urann (2008-11-16 12:52) 

frhikaru

urannさん、こんにちは。

齋藤ヤスカくんの娼婦は完全に成りきってますよ。
月川悠貴さんよりも、お茶目で無邪気な小悪魔という感じです。
相手構わず、男を誘うときの仕草とか、なかなかでございます。
正直、あれほど似合うとは・・・驚きました。

「マリア・マグダレーナ」はDVDも出るようなので、機会があれば、ご覧下さい。
皆さん、歌もお上手なので、楽しめます。
by frhikaru (2008-11-16 13:32) 

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