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シス・カンパニー公演「怪談 牡丹燈籠」(Bunkamuraシアターコクーン、渋谷) 瑛太 [公演情報]

【解説】
 「牡丹燈籠」は明治時代に人気を博した初代・三遊亭円朝による創作落語ですが、今回上演するのは、その落語を劇作家:大西信行が文学座・杉村春子に請われて戯曲化した作品です。
 1974年に文学座で初演されて以後は、その自由な発想と大胆な構成が、ジャンルを問わず幅広く受け容れられ、新劇のみならず、歌舞伎から小劇場に至るまで、繰り返し上演されている人気演目のひとつです。
 この作品には、狂言まわしとして「落語家・円朝」も登場。落語がベースならではの、豊かな人間描写に裏打ちされた軽快な語り口で、人間と幽霊との悲恋をめぐる怪談話の恐怖の中に、人間の業のおぞましさや哀しさ、因果応報、果ては心の闇や恐怖に振り回されることの滑稽さを、巧妙に描き上げています。
 三大怪談話にたとえられる「番町皿屋敷」「四谷怪談」の他2作が、深い怨念を残した亡霊が中心の物語であるのに対し、この「牡丹燈籠」は、いつの時代のあらゆる世相や局面にも例えられるような、濃密な「人間模様」が渦巻き、まさに人間の欲や業こそが身の毛もよだつ恐怖を生む・・・・という時代を超えて語りかけるような普遍的な「人間ドラマ」なのです。

【物語】
 貧しくも睦まじく暮らしてきた夫婦・伴蔵(ともぞう)とお峰が、あるきっかけから運命を狂わせる姿、浪人・萩原新三郎とお露の哀しく凄惨な恋、愛欲の果てに血塗られた末路をたどるお国と源次郎の三組の男女を軸に、その周囲の人間たちとの絡み合う因果を描きつつ、展開します。

【作】 大西信行
【演出】 いのうえひでのり(劇団☆新感線)
【出演】 段田安則/伊藤蘭/秋山菜津子/千葉哲也/瑛太/柴本幸/他
段田安則 伊藤蘭 秋山菜津子 千葉哲也 柴本幸 瑛太 梅沢昌代 大河内浩 松澤一之 市川しんぺー 西尾まり 保坂エマ 粕谷吉洋 森本健介
【日程】 8月6日(木)~8月31日(月) 全30回公演
【会場】 Bunkamuraシアターコクーン
【料金】 S席¥9,500 A席¥7,500 コクーンシート¥5,000 (税込)
【発売日】 2009年6月13日(土)
【公式HP】 http://www.siscompany.com/03produce/24botan/index.htm
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【コメント】
 映画、テレビで活躍している瑛太くんの初舞台です。
 さて、チケットが手に入るかどうか・・・。
タグ:瑛太
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