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「夏の夜の夢」(シアターサンモール) スタジオライフ (Studio Life) [演劇]

 スタジオライフ初のシェークスピア、「夏の夜の夢」を見てきました。
 詳しい感想は、おつて書きますが、とりあえず生NGシーンの報告をしておきます。

 パック(倉本徹)が西の果てから惚れ薬の浮気草の花を摘んで、オーベロン(石飛幸治)の御前に戻って来たシーン

 オーベロンがパックに帰りが遅いと怒って、パックが何か言い訳をするシーンなのですが、パックが台詞に詰まって、新陳代謝が良くて・・・、汗が出て・・・と訳の分からないことを言い出してしまいました。

 オーベロンも遅れた理由になってないとアドリブ?で多少は合わせていたのですが、笑いが堪えられなくなったのか、パックから花を受け取ったところで、芝居が止まってしまいました。

 と言うわけで、パックから花を受け取るところから、芝居をやり直すという珍しい生NGシーンを見させていただきました。

 舞台演劇では、観ていて、台詞を間違えたなと気が付くこともありますが、大抵の役者は平気な顔をして、何事も無かったかのように芝居を続けてしまいます。

 今回のように、元に戻ってやり直すというのは、滅多に見られないことです。

 小野健太郎さんの怪我で、倉本徹さんが全公演、パックを演じなければならないので、体力的に、かなり疲れているのかも知れません。
 客席の合間を通って、舞台から下がるシーンでも、勝手に休憩!、新陳代謝!と言って、オーベロンに呆れられていましたから・・・。

 でも、このシーン、原作では、パックは全然遅れていないし、オーベロンもパックが遅れたと怒っていないので、本当はオーベロン(石飛)の方が台詞を間違えたのかも知れません。

 そうすると、パックの方が「帰りが遅い」と、シナリオにない演技をするオーベロンに何とか合わせようとして、アドリブを噛ませようとしたけれど、合わせ切れなかったということかも知れません。

 と言うわけで、このシーンをちゃんと見た方、どっちが間違えていたのか、分かりましたら、お教え下さいませ。


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コメント 1

紺

こんにちは、紺です。
私のブログにコメントとTBありがとうございます。
このシーンはオーベロンが「遅い」と怒るのが正解です。
そして、毎回アドリブになっているシーンでもありますが、どうも石飛オーベロンは倉本パックの顔を見ているだけでも可笑しくなってしまうようです。
笑ってお芝居が少し止まってしまうのは前にもありましたが、やり直すなんて(笑)貴重なNGシーンです。私も観たかったです。
by (2006-09-25 18:04) 

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