今週の映画、演劇 2009年1月26日～2月1日

1月26日　「DUST」(新国立劇場、初台)　永山たかし、米原幸佑、佐藤雄一
1月27日　「深沢ハイツ302～もう一つのニュートンの林檎～」(サンモールスタジオ、新宿)　ルドビコ
1月28日　「アヴェ・マリターレ！」(全労済ホール)　佐野瑞樹、郷本直也、兼崎健太郎、秋枝直樹、吉岡毅志
1月29日　映画「装甲騎兵ボトムズ　ペールゼン・ファイルズ」　銀河万丈
1月30日　「アヴェ・マリターレ！」(全労済ホール)　佐野瑞樹、郷本直也、兼崎健太郎、秋枝直樹、吉岡毅志
2月1日　「天下御免！侍戦隊シンケンジャー」特別プレミア発表会(東京ドームシティ)　相葉弘樹、海老澤健次、徳山秀典
2月1日　「幕末太陽伝～RUN&RUN」(吉祥寺シアター)　植田圭輔　田中伸彦　渡部紘士　川岸銀次　吉田隆太
2月1日　「コール」(東京グローブ座)　小山慶一郎
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　「DUST」は山田悠介さんの原作なので、やたらと人が死んで悲惨。そんな内容はともかくとして、歌曲はなかなか良い。DVDを買うにはならなかったが、CDは予約した。

　「深沢ハイツ302～もう一つのニュートンの林檎～」は正直、出来が悪くて、残念。犬笛程度のエネルギーで、過去へ飛べるというのは、いくら何でも無茶苦茶だと理系の人間は思ってしまって、さすがに興醒め。加藤学くんはなかなか面白い。

　「アヴェ・マリターレ！」は「深沢ハイツ302」と同じタイムスリップものだが、時間を遡るメカニズムを天使と悪魔の力と割り切ってしまっているところが潔くて面白い。ついでに、憑依ものまで取り入れて、コメディに徹しているのも良い。主役の佐野瑞樹さんの演技に難があるものの、脇役がしっかりしているので、大丈夫。面白かったので、追加で1公演観た上に、DVDを買ってしまう。

　「装甲騎兵ボトムズ　ペールゼン・ファイルズ」は昔懐かしいロボット？アニメの一つ。ガンダムほどメジャーではないが、マニアックなファンが多い。

　「天下御免！侍戦隊シンケンジャー」は、殿様ものであった。相葉弘樹くんが演じるシンケンブルーの口癖は「殿様」らしい。

　「幕末太陽伝～RUN&RUN」も、ちょっと残念。植田圭輔くんは頑張っているが、「うばクラ」の方が良かった。田中伸彦くんは、ちょっと役を作りすぎたか、地を出し過ぎ。あれでは、どう見ても、2丁目のおねぇさん。渡部紘士くんは、坂本竜馬のような、ちょっと間の抜けた役が似合う。北辰一刀流の免許皆伝で、剣の達人の筈なのに、人を切ったという記録のない竜馬の雰囲気が良く出ている。吉田隆太くんは、男役は似合わないか。

　「コール」は、なかなか良かった。小山慶一郎くんは、人気は今ひとつだが、役者としては、なかなか面白い。次回作にも期待しましょう。